第16章 ♡Story13♡ プレゼント
廉Side
「廉さん!今日百合ちゃんの誕生日プレゼント買いに
美男と行くんですけど、廉さんもどうですか?」
「あ?......ふん、まぁ行ってやってやらなくもねぇ。」
(素直じゃないねぇ(笑))
「柊さんも行きますか?」
「いや、俺は大丈夫だから3人で行って来ていいよ。」
「何でだよ?」
柊の野郎、釣れねぇな......。
「柊さんはもう買ってあるんですか?」
「いや、まだだよ。
俺はまだ決まっていないからね。」
「そうですか、残念です......
じゃあ3人で行くしかないっすね!
美男ー!美男の方は支度出来たかー?」
「今終わりましたー!」
返事するのと同時に部屋から出てくる美男。
「じゃあ廉さん行きましょう!
柊さんも早いうちに決めてくださいよ?」
「わかってるよ。」
「じゃあ行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい、気を付けて行って来いよ。」
「餓鬼じゃねぇんだからそんくらいわかるし......」←
「「廉さん......(苦笑)」」
そして勇気と美男の買い出しに付き合わされ......
「美男、買い終わったか?」
「はい!僕の方は全部揃いました!
あとは廉さんだけですね!」
ニヤニヤ...
「廉さんは何にするんっすかぁ?」
ニヤニヤ顔の勇気。
「はぁぁ?......ん?」
辺りを見渡し、廉はある店に目が行く。
ぬいぐるみ......
「れ、廉さんまさか......(汗)」
何故か美男が驚きながら俺の方を見る。←
「わぁお.....」←
勇気まで意外そうに俺を見る。
......こいつ等(怒)
何だかんだで店に入った俺ら...
「廉さん、マジでぬいぐるみにするんですか(笑)」
「うるせぇ!冷やかしなら先に帰ってろ!」
店に入るなり俺を茶化す勇気。
「廉さん落ち着いてください......(汗)」
店内を周ろうとした時...
前にいた客がこちらを向いてきた。
「......な゛!?」
そしてめっちゃ不機嫌そうにこっちを見る。
(何でここにアイツがいんだよ......(怒))