第15章 ♡Story12♡ ヒロインのオファーが来ちゃいました...
「これでプレゼントはオッケーですね!
後はラスト......」
「まだあるんですか?」
「そりゃあありますよ!
やっぱりプレゼントを渡す場所です!
この場所次第でプレゼントも変わりますからね(笑)」
「場所ですか......」
「百合ちゃんの誕生日っていつでしたっけ?
確かあと4・5日だったと思うんですけど......」
「4日後の7月20日です。」
「20日ってなると平日か......
平日だとちと厳しいかもですね......(汗)
授業って午後まであるんですか?」
「確かその日は午前中までです。
俺の方は大丈夫ですけど、
百合には学校の方がありますから......。」
「ですよねー(苦笑)
百合ちゃん側だって家族と
お祝いでもするだろうし...やっぱり,
その日に渡したいですか?」
「できたらその方がいいですよ、
ただでさえ百合には
誕生日を忘れられてるって事になってますから。」
「......なら、直接学校か家に行きましょう!」
「......はあぁっ!?」
「だって当日に渡したいならそれくらいしかないでしょ!」
「そうですけど、学校とかに押しかけるのって......」
「きっと大丈夫ですよ(笑)」
「......。」
「どうします?(笑)」