第15章 ♡Story12♡ ヒロインのオファーが来ちゃいました...
「ただいま!」
「「お帰りなさい百合」」
「百合、お仕事お疲れ様!」
リビングに入ると家族みんなでお出迎え。
「今日は皆リビングに揃ってるんだね(笑)」
「まぁね(笑)......?百合、その箱って何?」
裕太は涼介から貰ったプレゼントの箱を指差す。
「ぁ、これ?これ涼介さんからの誕生日プレゼントなんだ!
少し早いけど、アロマオイルの詰め合わせ♪」
「......ぬぅぅアイツ、もう決めていたのか......」←
「お、お兄ちゃん......(苦笑)」
「裕太、まだ決まってないのよね(笑)」
「あと4日だぞ裕太、
そろそろ決めないとまずいんじゃないか?(笑)」
「そんなことわかってるし!」
どうやら裕太はまだ決めていないようだった。
「......まぁ、楽しみにしてるよ!
お兄ちゃんのプレゼント(苦笑)」
「よし、明日オフだから早速探しに行ってくる!
百合!誕生日楽しみにしてろよ?」
「私も、百合の大好物がいっぱいの料理を作るわ!」
「父さんもとびっきりのケーキを買ってきてやるからな!」
「ありがとう!お兄ちゃん、お母さん、お父さん!」
「......(微笑)ぁ、そうそう百合!
ドラマの話はどうなった?」
「うん!今日涼介さんに言ったよ、
オファーを受けるって!」
「そっか!がんばれよ、
俺も手伝えることがあったら手伝うからさ!」
「うん!ありがとう、お兄ちゃん。」
「百合も遂に女優デビューか(笑)」
「ダビング用のDVDってあったかしら!」←
「父さん、母さん...まだ気が早いよ(苦笑)
だって来シーズンのドラマだよ?
打ち合わせさえまだなのに......」
「......(苦笑)」
両親のハイテンションに苦笑いする玉森兄妹なのだった。