第14章 ♡Story11♡ 誕生日
「なら、これでいいか......」
話を逸らした?太輔はさっき百合が言った
当店人気No.1の香水を手に取った。
「なんかあっさり決めてない?」
「男は女みたいにネチネチ決めないの。」←
「ネチネチってしっつれいな言い方!
男の人にだってネチネチした人いるじゃん......。」
「さて会計に行くか......」←
「今日の太輔は話逸らしてばっかり!(怒)」
下に降りる太輔を追いかけながら怒る百合。
「高校生にもなって店内ではしゃぐな。」
「また先生みたいなことを......」←
「俺先生だし......」←
「あーそうでしたねー。」
棒読み&ジト目の百合(笑)
「......。」
そして太輔は会計を済ませ、百合と一緒に店を出た。
「でも無事に彼女さんのプレゼント決まってよかったね!」
「そうだな。」
「ふふふ......ねぇ!」
「ん?」
「私の誕生日って覚えてる?」
目を輝かせる百合。
「誕生日......?お前の誕生日っていつ?
ってか聞いたことねぇけど......」
「なぬっ!?←
小学生の時私に誕生日プレゼントくれたじゃん!
......シロツメクサの冠......」
「は?覚えてねぇんだけど......(汗)」
「うそぉ......(泣)」
(私あの時しつこく誕生日のこと言った気がすんだけど!)
「悪かった......」
「ふんっ!知らない!」
拗ねてそっぽを向く百合。
「高校生にもなって拗ねんなよ......(苦笑)」
「誕生日を忘れられて拗ねない彼女なんていません!」
「だから悪かった、お前の誕生日忘れてて......」
「......。」