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藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第14章 ♡Story11♡ 誕生日


辺りをキョロキョロした百合は



ある雑貨店に目が行った。



「......あんな雑貨店なんて、あったけ?」



店の看板は可愛らしいピンクのリボンに〖SweetRose〗と



ラベンダー色で描かれていおり、



店の雰囲気は明らかに若い女の子向けだ。



「スウィート...ローズ?」
(なんか可愛いお店......)



百合は自然とSweetRoseのほうに足を歩かせていた。






「うっわぁ...素敵なお店......」



店の中に入った百合は辺り全体が



ピンクの壁に囲まれており、店内の真ん中には



2階売り場への向かうための白い螺旋階段と程よい大きさの



シャンデリアも飾ってあった。



「お姫様の部屋みたい......」



百合は店内の雰囲気に見惚れていた。



「いらっしゃいませ、ようこそSweetRoseへ!」



ロリータ系ファッションを着た店員さんが



百合の元へやって来た。



(店員さんもお姫様みたい......)



「こちらに来るのは初めてですか?」



「は、はい!ここって最近できたお店なんですか?」



「はい、先月に〖BitterSweet〗の姉妹店として
オープンいたしました。」



「BitterSweetって、あのっ!?」



ちなみにBitterRoseとはロリータ系ファッションを



取り扱っている人気急上昇中の洋服店。



甘ロリ、ゴスロリ、クラロリなどと沢山ある。



「はい!また、向かい側のお店も姉妹店である〖BitterRose〗も同日にオープンいたしました。」



「あっちの雑貨店も姉妹店なんですか?」



「はい、こちらでは主に甘ロリ中心の雑貨を
販売しております。」



「てなると、BitterRoseのほうは
対照的なゴスロリとかですか?」



「そうなりますね(笑)」



「ほへぇ......」
(今度BitterRoseの方も行ってみよう!)
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