• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第13章 ♡Story10♡ ゲストは...


『わざとやってる?』



『っ......ベ、別にわざとなんかやってませんよ!
わざわざ居残りまでして、
先生とずっと一緒にいたいなんて...っ!?』



『......やっぱりね。』



『ち、違う!違いますから!』



首を思いっきり横に振りながら否定する百合。



『......そんな顔真っ赤にしながら言っても、
俺には全然説得力ないよ?』



『っ...だから違う...もん.....。』
(何か本当に太輔に言われてるみたい......。)



恥ずかしくて思わず顔を逸らす百合。



『逸らすってことは図星かな?』



『......』



『こっち向いて?』



『っ......』
(やばい...本当にドキドキしちゃうよ......。)




「百合の奴、
廉と違ってマジでドキドキしてんじゃないか(笑)」←



「......(怒)」←




『何でこっち向かないの?』



『っ......』
(いくら似てるからって
こんなに緊張しちゃうものなのかな......。)



『こっち向いて。』



百合の両肩を抱きながら



自分のほうに上半身を向かせる柊。



『っ......』
(な、何か言わなくちゃ......)



何かを言おうとするがあまりにも緊張して



言葉が出なかった。



(ど、どうしよぉ......)




『......俺のこと、好き?』



『っ...ぁ...ぇっとぉ......』



『......俺はずっと、百合のコトを見てたよ。』



『ぇ......』



『お前のことが好きだ......



1人の"生徒"としてじゃなくて、











1人の"女性"として。』






『っ......』
(太輔......。)
/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp