第13章 ♡Story10♡ ゲストは...
(((やるっきゃないっ!)))
演技スタート...
ちなみに学校の帰り道、
百合、廉、陽向の3人で下校中という設定。
『今日のテストマジ最悪だったわ......』
『陽向は英語嫌いだもんね(笑)』
『どうせ百合は全部埋めたんだろ?』
『どうかなぁ~♪
まぁ陽向よりは埋めたよ!』
『こいつぅ~!』
百合の頭をわしゃわしゃする陽向。
『......(睨)』
そんな中、仲良さそうに話す百合と陽向を見て
始終無言で睨む廉。
「こいつ相当嫉妬深そうだなぁ(笑)」←
『(笑笑)廉はどうだった?テスト。』
百合は廉の顔を覗き込みながら言う。
『ん?普通......。』
そんな中廉は、適当に返事をした後そっぽを向く。
『じゃあ俺はこっちだから!またね2人共!』
『うん!ばいばい、陽向!』
陽向、退場...。
『......。』
『ぁ、廉もちゃんと言いなよ!』
『やだ。』←
『......子供じゃあるまいし......。』
『......。』
(子供のコイツに言われたくねぇし!)←『演技ですよ(笑)』←
『もうっ!』
『......ちょっと来い。』
『っんな、なにy.."ぐいっ!"...っ!?』
ドンッ!
廉は百合の片腕を引っ張り、
そのまま壁に"ドンッ"と壁ドン......
「おぉ~❤」
「まだセリフ言ってないわよ......(汗)」
うっとりするYuKiNoにツッコむシオン。
『っ...な、なに?』
いきなり壁ドンされた百合は
廉を見上げながら緊張そうに言う。
『お前さ......』
『な、何よ......。』
『俺以外の男にあんな顔見せんなよ......。』
さらに顔を近づける廉。
『っ......』
「顔近すぎじゃね?(怒)」←
「裕太さん、あくまで演技ですから......
落ち着いてください(苦笑)」
陽向は半ギレの裕太をなだめる。
「......ムスッ」
「......(汗)」