第13章 ♡Story10♡ ゲストは...
『ほれほれほれ~♪』
『やれはさい!やへて!』
(やめなさい!やめて!)
『俺に構ってくれるまで止めなぁい♪』
『っもう!』
むぎゅーっ
『っ!?』
シオンも勇気の両頬をつねる。
『仕返しよ!』
両頬を横に引っ張る。(思いっきり...)
『い、いはいっ!シホンはんっ!』
(い、いたいっ!シオンさんっ!)
「アイツ、本気で引っ張ってんだろ......(汗)」←
颯太は苦笑していた。
『ほらほら!年上の力は思い知ったかしら?』
『わ、わはりまひたから...ははひて!』
(わ、わかりましたから...はなして!)
頬から両手を離すシオン。
『いてて......(泣)』
(まだ痛い......)
両頬をさする勇気。余程痛かったらしい......。
『ふふふ...(微笑)
少し強く引っ張り過ぎてしまったわね、ごめんなさい?』
「少しどころじゃねぇだろ(笑)」←
シオンは勇気の両頬にある手を離し、
自らの両手を勇気の頬にあてる。
『っ......』
そして両頬を優しく撫でるシオン。
『これで少しは痛みが和らぐかしら?』
ポカーン...
『......。』
口を開けたままポカンとする勇気。
ハッ
『シオンは可愛いなぁ~♪』
一瞬呆然としていた勇気は我に返り、
またシオンに抱き付く。
『可愛くないわ。』
『可愛いのっ!』
ふっ
『っもう......(微笑)』
「アイツ満更でもなさそうだな(笑)←
よーし、カーット!」
「「ふぅ......。」」
一息つくシオンと勇気。
「やっぱりシオンさんって凄いな......。」
(演技も自然で......)
「そういうお前もさっきは凄かったぞ(笑)」
陽向は隣に座っている百合を茶化しながら言う。
「えっ?そうかな......(汗)」
「うん(笑)」
「じゃあ次は百合と廉でやるぞ!」
「「え゛......。」」
((私/俺さっきやったばっかりなんですけど......。))←