第13章 ♡Story10♡ ゲストは...
スタジオなう...
レギュラーメンバーのみんなは
それぞれ自分の配置に着いた。
「百合ちゃん、今日もお互い頑張ろうね!」
「はい、YuKiNoさん!」
「百合ちゃんってこの世界入ったばっかりなのに、
あの元気さは凄いよね~♪」
「ふんっ!元気"だけ"が取り柄の餓鬼だろうが!」
「廉さん、それは百合さんに対して失礼です......。」
「廉、お前はもっと大人になった方がいい......。」
しかめっ面で廉を見る美男と柊。
「廉さん廉さん、スマイルスマイル~♪
せっかくのバラエティ番組撮影なんですから!」
相変わらずマイペースの勇気。
「ったくどいつもこいつも......(怒)」
(何で俺だけ責められないといけねぇんだよ!)←
「A.N.JELLさん、なんか楽しそうっすね(笑)」←
「どががだよ......」
のん気そうにA.N.JELLのほうを見る陽向と呆れ顔の颯太。
「ほら2人共!収録はもう少しで始まるのよ、
心を切り替えないさい。」
(シオンさんってプロ意識が高いよなぁ......
酔った時は別ですが......(汗))←
「「はーい/......。」」
ボソッ
「お前のせいで俺まで怒られたじゃねぇか......。」
ボソッ
「ッチ...うるさいっすね......。」
また睨み合う2人......
(うぅ...空気が......(汗))
百合は冷や汗をかいていた。
「大丈夫大丈夫百合ちゃん!
収録が始まったらどうせコロッと仲良くするから(笑)」←
「そういう問題ですかYuKiNoさん......(汗)」
「それではまもなく本番でーす!」
「「「はい!」」」
「「はい!」」
スタッフからの声がかかると陽向と颯太は
口をそろえて返事をした。←『たまたまだ。』by颯太
(何だかんだでいいコンビだな(苦笑)
陽向君と颯太さんって(笑))
百合は心の中で思うのだった。