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藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第4章 ♡Story1♡ 再会


「???にしても藤ヶ谷先生もいつもより早いですね。」



「まぁ朝に大分余裕があったんで早めに家に出たんですよ。
家でアルバム見ようとも思ったんですけど、
また時間を忘れそうなので学校の方で見ようかなと。」



「アルバム??小さい頃のですか?」



「流石に餓鬼の頃のアルバムは持ってきませんよ(笑)
初めて教育実習に行った際に貰ったものなんです。」
カバンからアルバムを出し、横尾先生に見せる。



「僕も教育実習生の頃は貰いましたよ!
僕も見ていいですか?」



「もちろんですよ。これが、俺の初めての教え子達です。」



「子供は可愛いですよね~見てるだけで癒されます。」



「俺達にもこんな時代があったのか...。」
横尾先生が文集を見ているとあるものに目が止まった。



なんとなく分かった気がするけど。



「ははは、将来の夢は藤ヶ谷先生のお嫁さんですか(笑)
可愛らしい夢ですね!」



「まぁマセた子供が考えそうなことですよ(笑)」



「藤ヶ谷先生は格好良いですからね~......で
どうするんですか?」



「何をですか?」



「何って...もし本当に『お嫁さんにしてください。』って
来たらどうします(笑)」



「いくら何でもそれはないですよ(笑)
これ以来会ってないんですから...。」



「分かりませんよ~?今はネット情報の時代ですからね~
ところでこの子はどんな子なんですか?」



「あぁ、百合ちゃんですか?」



「百合ちゃん、可愛らしい名前ですね!」



「ははは...元々学校でも可愛い方に入ってましたからね。」



藤ヶ谷は横尾先生に百合の写っている写真を見せる。



「この子ですよ。俺によく懐いてくれた子。」



写っている写真に百合が写っている所を指差す。



「この子ですか!へぇ~かなり可愛い子ですね、今頃
とびっきりの美少女になってるんじゃないですか?」



「え、ああ...そう、ですね...。」



「あれ?藤ヶ谷先生、もしかしてどんな子になったか
想像しましたか(笑)」



「ち、違いますよ...この子はかなりマセてたなって
思い出しただけですよ。」



「ふ~ん....そうですか(笑)」


「???」
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