第4章 ♡Story1♡ 再会
電車はいっつもは満員だけど、
今日は早めに出たから少し空いてる。
でもこれが通勤ラッシュと被るとキツいんだよな......(汗)
そのせいか電車に乗っている時間があっという間に感じた。
「たまにはこんな日もいいな......。」
普段見ている電車の景色も全く違うものに見える。
そして駅に着いた。
「もしかしたら俺が1番乗りだったり!」
いつもは横尾先生が1番早く来ている。
早く行ったつもりでも何故か横尾先生だけは来ている。
「でも今日は1番早いしさすがの
横尾先生も来てないっしょ(笑)」
......こんな事などを考えながら学校に向かう。
学校到着...
「あれ......もう電気ついてる。校長か教頭かな?
ハッまさか横尾先生?...いや、流石にそれはないか(笑)」
俺の予想は見事に外れる事になるのは約5分後のことだった。
「おはようございま~す。」
「あ、おはようございます。藤ヶ谷先生!」
「よ、よよ横尾先生ッ!?」
「どうしたんですか、そんなに驚いて(笑)」
「だってまだ、早いですよ?!」
「そうですね......僕もさっき来たばっかりですよ?」
「横尾先生には適わないっす......。」