第12章 ♡Story9♡ バラエティ初収録!
「じゃあ場所は渋谷区2丁目のとこで大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ、直接店で待ち合わせにしますか?」
「ですね!席は僕に任せて下さい!」
「わかりました。」
「じゃっまた後で!」
電話を切り、横尾先生に電話してみることにした。
プルルルル......プルルルル......
確か高校はもうテストが終わって丸付けしてる頃だっけ?
やっぱ忙しいかな......横尾先生。
プルルルル......プルルr、ピッ
「もしもし、横尾です。」
「あ、横尾先生?藤ヶ谷です。」
「あ!藤ヶ谷先生!?お久しぶりですね。」
「お久しぶりです。今忙しかったですか?
テストの丸付けとか......。」
「テスト終わった日に、
全部丸付けしたので大丈夫ですよ(笑)」
流石、仕事が早い......(汗)
「流石ですね(笑)」
「(笑笑)僕に何か用ですか?......
あ、もしかして食事のお誘いとかですか?(笑)」
「はい、そうなんですよ!」
横尾先生、相変わらず勘が鋭い......。
「嬉しいです!今からですか?」
「はい、急ですけど......大丈夫ですか?」
「全然大丈夫ですよ。」
「そうですか!あと、大学の先生も
一緒なんですけど大丈夫ですか?」
「はい、全然!」
「なら良かったです!場所なんですけど......。」
「わかりました!渋谷区2丁目の所ですね?」
「はい!」
「じゃあまたお店で会いましょうね!
それじゃあ僕は一旦これで。」
「また後で。」
電話を切る。
「俺も行く支度しねぇと。」
俺は身支度を整え、待ち合わせ場所の居酒屋へと向かう。
「にしても......。」
よく横尾先生もすんなりオッケーしたよな......
急だったのに......(苦笑)
「でも久々に会えるし......いっか!」
久々の再会を胸に抱いて歩く。
でもまさかあそこで......
会うとはな......(汗)