第12章 ♡Story9♡ バラエティ初収録!
ちょこっと過去編――――
裕太がまだ新人だった18歳の頃...
「よーし、今日は裕太と颯太のレギュラー入りを記念して
打ち上げに行くぞー!」
「いい案ですね、中居さん。」
シオンは中居の意見に賛同する。
ちなみにシオンは番組始まって以来のレギュラーメンバー。
当時21歳。
「「いいんですか、中居さん!?」」
「あぁ。お前らの為の打ち上げだからな、遠慮するなよ?
ってか、早速息が合ってるな(笑)」
「だって俺らは親友だし!ね、颯太!」
「あぁ、そうだな......。」
「仲いいなお前ら(笑)
みんな、変装はちゃんとしてけよ?」
「分ってますよ、中居さん。」
「俺は帽子とマスク持ってきたけど......
お前は何かあんのか?」
「俺?うぅん......ない!」←
「ないのかよ......。」
「だってまだ全然無名でしょ?俺ら。だから大丈夫だよ!」
「新人でもこの業界に入ったからには俺らもプロとして
自覚を持たねぇと駄目だろ?
はぁ......ったく、ほらよ。」
「うひゃっ!」
「帽子被せただけで変な声出すんじゃねぇよ......。」
「だって颯太が無理やり被せるからだろ!?......
そんな事より颯太、お前はいいの?」
「俺はマスクがあるし、マスクだけで十分だ。」
「そう?」
「あぁ。」
「じゃあ借りるね!」
過去編終了―――――――
「じゃあ行くか!山田、今日はお前の車で行くぞー」
「ぼ、僕の車ですか!?」
「だってお前百合のマネージャーだろ(笑)」
「そうですけど......。」
(それ関係あるの!?)←
こうして百合達は涼介の車で行くことになった。