第4章 ♡Story1♡ 再会
4時半...
......ピピピピピp..バチッ...
目覚ましがなって約2秒程で止めた。
「ふぅ...一応ちゃんとした睡眠は出来たようだな.....。」
まだ外は暗い中、ベッドから起き上がりカーテンを開ける。
「とうとう卒業式か......おっと電車の時間も
考えねぇといけないし、早く着替えて
飯の支度するか......。」
俺はあらかじめ用意してあった黒のスーツを着る。
ちなみに普段はカジュアルなものを着るのが殆ど。
それに、動きやすいし!
「首元がきっついな......あ、別に家を出るまでは
第2ボタンまで空けといても大丈夫か、いやでも...
今のうちに慣らしておいたほうがいいか?」
たまに俺はこんな迷いグセが出る。因みに1回悩むと
結構考え込むほう......。俺の悪い癖だ...。
「......よし、第2じゃなくて第1ボタンまでにしよう!」
おッ!俺にしては結構早い決断!
成長したな、俺...うんうん。←
「さてと...結構余裕あるし、久々にご飯炊くか!」
この頃の朝は殆どパンで済ましていたから
白米を食べんのは久々だ。
「日本人は米だな!やっぱり!」
大きな独り言を言いながら朝食の支度をする。
「あ、そろそろニュースが始まる時間か......
ニュースはN●Kだな。」
他の局のニュース番組も面白いがN●Kが落ち着く。
「ふぅ...久々の和食、完成したけど見た目微妙(汗)」
そこそこ出来たたがなぜだろう、どこか納得しない......。
「まぁ味は問題ねぇだろ。料理は見た目だけじゃないし。」
パクッ...
「うまッ!俺って料理向いてたりするかな?いや、でも
横尾先生には敵わねぇか(笑)」
以前横尾先生の弁当を見せてもらったらメチャ凄かった(汗)
あんなに輝いた弁当は初めてだった(笑)
そして思い出し笑いをしながら朝食を食べ終えた俺は、
上着を着ながら時計をチェック
「お!意外と余裕!もう少しまったりするか...
そうだ、昨日のアルバム途中までだよな?ちょっと学校に早めに行ってそこで見るか。丁度バックに入るサイズだし。」
そして俺は少し早めに家を出た。