第11章 ♡Story8♡ モデルは恋愛禁止のようです......
食堂...
「うぅ......暇過ぎる!」
太輔が来るまで暇をしている百合。
「......あ!RABBITでも見てよ!
買ったの忘れてた(笑)」
百合は袋からRABBITを取り出す。
「......自分のとこはとばそう。」←
自分が写っているとこ以外を見始める百合。
「先輩を見て勉強勉強!......あ、最初はシオンさんだ!」
目次からページを開くとシオンさんが写っていた。
「シオンさんカッコイイな......。
姉御肌って感じがする......。」
他のページも捲っていくと次から次へと
先輩モデル達が出てくる。
「......流石先輩達、勉強になります。」
百合が雑誌を見ていると.....
「百合、待たせたな......。」
「あ、太輔お疲れ様!はい、チョコレート!」
「サンキュ。」
太輔は百合から板チョコを貰う。
そしてチョコを口に運ぶ。
「甘いものだから疲れ吹っ飛ぶでしょ?」
「そうだな。サンキューな、百合。」
「ふふふ...♪」
「ところで何の雑誌見てるんだ?」
「RABBIT!先輩モデルさん達を
色々と参考にしようって思ってね!」
「へぇ、勉強熱心だな。」
ドヤッ
「まぁね!」
「その感じでテスト勉強も頑張れよ(笑)」
「......はい(汗)」
「(笑笑)......それはお前が表紙のやつか?」
「うん!そうだよ!見る?」
「あぁ、そうだな。」
太輔は百合から雑誌を受け取る。
「......私のとこは見ないでね!」←
「それじゃあ意味がねぇだろ(笑)」
「だって恥ずかしいんだもん......。」
「どの口が言う。」←
「この口。」←