第11章 ♡Story8♡ モデルは恋愛禁止のようです......
(よし!いける......!)
肩に手を付けようとした瞬間......
「......おい。」
ビクッ
「ひゃいっ!?」
「......やっぱりお前か...百合......。」
「は、ははは......分ってたの......?」
「何となくな。」
「あーあ!せっかく驚かせようと思ったのに......。」
「またプリント散らかしたら
どうするつもりだったんだよ......。」
「もちろん手伝ってあげるよ!」
「あっそ......ってか、
連絡なしで来るなって言っただろ......。」
「えっへへぇ~」
「何でここが分ったんだよ......。」
「北山先生が教えてくれたの!」
「......あのチビ教師(怒)」←
「恨むんだったら北山先生を恨んでね(笑)」←
「はいはい......今日の用事は何だ?」
「用事は特にないよ!」
「ないのかよ!」
「お仕事お疲れかなーと思ってチョコ買ってきたよ!」
「俺はお前が来て疲れた......。」←
「いやいやここは彼女が来て疲れたがとれたが
正しいでしょ!」←
「いや、お前が来て逆に疲れたよ......。」
「むぅ......」
「......一旦食堂にでも行ってろ、仕事終わったら俺も
食堂に行くから......。」
「......。」
「......返事は?」
「はーい......。」
百合は渋々そうに返事する。
「食堂はわかるか?」
「うん、でっかいとこでしょ?」
「あぁ。」
「わかったよ......。」
百合はコピー室を出ていく。
「......はぁ、どっと疲れが...(苦笑)」
それから10分くらいで印刷は終わった。
そして百合は食堂で暇を持て余してた.....。