第11章 ♡Story8♡ モデルは恋愛禁止のようです......
柴鶴大学に到着...
「よし着いたぁー......って、
太輔がどこにいるかわかんないや(汗)」
百合は連絡なしで来たため、
太輔がどこにいるのかわからない。
(......どうしましょうね(苦笑))
二階堂先輩か北山先生いないかな......。
百合は辺りを見渡す。すると......
「......あ、北山先生!」
百合は前から歩いてくる北山先生を見つける。
「ん、あれ?百合ちゃん、どうしたの?」
「太輔に会いに来ましたー(笑)」
「だよね(笑)藤ヶ谷先生は知ってるの?
特に言ってなかったけど......。」
「私が勝手に来ました(笑)」
「そんなんで藤ヶ谷先生、怒らないの?」
「......さぁ?(笑)
ところで藤ヶ谷先生はどこにいるか分りませんか?」
「コピー室だと思うよ。印刷するプリントが
結構あるからまだいると思うよ。」
「そうですか!ありがとうございます......って
どこでしたっけ?(苦笑))
「こないだ2人がいた資料室の隣だよ。」
「そうでしたね!ありがとうございます!
早速行ってみます。」
コピー室...
百合は早速コピー室に向かい、部屋を覗いてみる。
ジィ...
「......。」
(凄い枚数......もしかして生徒全員分かな......。)
「ふぅ...流石に生徒全員分はキツイな......
やっと半分いった......ん?」
ギクッ
(も、もしかして......ばれた......?(汗))
視線を感じたのか太輔は後ろを向いてみる。
「誰かいるのか?」
そして百合は振り向いた瞬間急いで隠れた。
「......気のせいか。」
太輔は再び作業に戻る。
(ふぅ......ギリセーフ!よし、こうなったら思いっきり
驚かしてやろう......。)
......またプリント散らばったらごめんね~(苦笑))
百合は気づかれないようそっと太輔の背後に近づく。
(そぉっと......そぉっと......。)
太輔はまだ気づいていない。
(よし!いける......!)