第11章 ♡Story8♡ モデルは恋愛禁止のようです......
回想...
『編集長が百合ちゃんを表紙にしたいって言ってね、
来月発売のRABBITは百合ちゃんが表紙だよ!』
『ひょ、表紙!?』
『お前すげぇじゃん!早速表紙とか。』
『私もびっくり......。』
『発売日楽しみにしててね。』
『はい!楽しみにしています!』
『良かったな百合。』
(......百合のことか?)
「この子の名前は......玉森百合ちゃん!
確かストボイの裕太君の妹だよね!?次のページに2人揃って載ってたわよ!」
「何かまさに美男美女って感じだよな!百合ちゃんって
まだ高1だろ?ホームページのプロフみたけど。」
「私らより年下かぁ(笑)でも早速ファンレターでも
送ってみようかな!?」
(百合、早速人気者だな...(微笑))
太輔は学生達が話しているのを聞いてそう思った。
百合Side
百合が大学に向かう途中...
「勝手に手ぶらでも行くのもあれだし、
コンビニで何か買っていってあげようっと!」
百合は偶然通りかかったコンビニに入る。
「何買っていってあげようかなぁ......。」
辺りを適当に見渡しお菓子売り場に行く。
「やっぱり仕事の後は甘いものだよね!」
百合はチョコレートを手に取る。
そして百合は会計しにレジに向かうが
雑誌売り場に目が行った。
「......あった!」
百合はRABBITを手に取る。
RABBITの表紙には自分自身が写っていた。
(やっぱり恥ずかしいなぁ(苦笑))
百合はRABBITとチョコレートをもってレジに並ぶ。
「ありがとうございました、またお越しくださいませ!」
そして百合は再び柴鶴大学に向けて足を運ぶ。