第4章 ♡Story1♡ 再会
風呂から上がった百合はベッドにダイブする。
「......あぁ...会いたいな......
藤ヶ谷先生に......。」
百合は静かに呟いた。
思い出すたんびに凄く切ない気持ちになる。
「やっぱりまだ諦めきれてないんだ......」
はぁ......もう寝よ。明日は大事な卒業式なんだから。
藤ヶ谷side
駅近くのセ●ンで弁当を買った俺は
JRに乗って4駅超えたところで降りる。
ちょっと高校から遠いが電車を使うのが1番早い。
確か紫鶴大学はマンションの近くにある駅から
3駅超えたところにあるんだっけな......。
でも今住んでるとこから少し近くなったから
ラッキーかも......。
「もう10時近くか......ちゃちゃっと飯食って
風呂入って、寝るか......。」
時計を見るとかなり遅い時間だった。
明日に備えないとな......。
ガチャ...
「ただいま~」
もちろん1人暮らしなので返事は帰ってこない。
電気を付けコンビニで買ったものをテーブルに置く。
「今日も自分にお疲れ様。」
仕事から帰ったらいつも自分に『お疲れ様。』と言うのが
日課になったのはいつからだろう......。
たまに虚しくなるけど......。←
「何かやってるっけな~?」
適当にTVをつけN●Kニュースにチャンネルを変え
明日の天気予報などを確認しながら飯を食べた。
ご飯も食べ終え、風呂から上がると
もうすっかり時間は11時過ぎだった。
「予想以上に遅くなっちまったな......
早く寝ねぇと......。」
目覚ましをセットしようとしたとき、
床に置きっぱなしだった山積みになった漫画に
突っかかってしまった。
「いってー......誰だよこんなとこに漫画置いたの
......って俺だよ......はぁ...早く寝てぇのに。」
ちなみに読んでいた漫画は少年サ●デーで連載中のマ●。
片付けようとした時上の本棚からある物が
俺の頭に向かって思いっきり落ちてきた。←
「いてッ!今度は何だよ......ぁ、これって....。」