第11章 ♡Story8♡ モデルは恋愛禁止のようです......
「それじゃあ家まで送るよ。
もうすっかり遅くなったしね。」
ちなみに時刻は7時を過ぎており、外は大分暗くなっていた。
「はい、お願いします。」
百合は家まで送ってもらい、
もう着くころには8時近くになっていた。
「百合ちゃん、もうしばらく経ったら今よりもハードに
なったりするから体調管理も気を付けてね。」
「はい、体調管理も立派な仕事ですよね?」
「そうだね!裕太さんに聞いたの?」
「はい。」
「それなら大丈夫だね、じゃあTV主演の詳しいことは
また明日に連絡入れるね!」
「わかりました!」
「じゃあお休み!」
「お休みなさい、涼介さん!」
「ただいまぁ」
「お帰りなさい百合、今日は疲れたでしょ?」
裕太がリビングから顔を出す。
「少しね(笑)でも楽しいから大丈夫だよ!」
「大変だけどモデルの仕事は楽しいだろ?」
「うん、お兄ちゃんがずっとモデルをやっている理由が
段々わかってきたよ!」
「だろ?(笑)」
「(笑笑)」
百合はその後夕飯を食べ、お風呂に入る。
お風呂なう...
ちゃぽーん...
「くうぅぅ、仕事の後のお風呂は癒されるな~♪」
これまたお父さんが仕事帰りの風呂がどれだけの幸せなのか
わかった百合なのであった。
それから百合は30分ほど風呂に浸かった。
風呂から上がった百合は自分の部屋に直行。
百合ルーム...
ばふっ
ベッドにダイブする百合、そして......
「スピー......💤」
あっという間に寝てしまった。←「早すぎ!」
こんこん...
「百合ー、入るぞー。」
そんな中裕太が部屋に入ってきた。