第11章 ♡Story8♡ モデルは恋愛禁止のようです......
こうして涼介は楽屋の外に追いやられたのだった。←
「じゃあ早速測りましょう。......どうやら服装は
ワンピースのようね...悪いんだけど、脱いで下着だけに
なってくれるかしら?」
「は、はい!」
「フフフ...同じ女同士なんだから
そんなに気にしなくてもいいのよ?」
「はは、そうですよね(苦笑)
人前で服を脱ぐことなんてないんで......。」
こうして百合は下着だけとなった。
「なかなかいいスタイルね。」
「えぇ、丁度いいルックスです!」
「は、恥ずかしいです......(汗)」
「あらごめんなさい(笑)
じゃあバストから測っていくわね。」
「はい。」
女性スタッフはメジャーを取り出しバストを測る。
「えぇと...バストが......84ね。」
「Dカップってところですね!羨ましいです、
私思いっきりAカップなんで(笑)」
「貧乳にもいい良さはあるわ。そんな事より、
早くメモしなさい!」
「あ、すみません(笑)」
「(笑笑)」
「それじゃあ次はウエストよ。ウエストが......58ね。
さぁ、早くメモなさい!」
「はーい(笑)」
「最後はヒップね.....ヒップは...82㎝。
これでおしまいよ。」
「ありがとうございます!」
「では服に着替えていいわよ。」
「はい。」
百合は制服の方に着替えた。
「それが学校の制服なの?」
「はい!セーラー服です!」
「可愛い制服ですね!この制服は......
七華高校のでしたっけ?」
「はい!」
こうした雑談もふまえインタビューが終わった。
「百合さん、今日はお疲れ様。
山田君、もう入って来てもいいわよ。」
「あ、はい!」
ドアの向こうから涼介が返事をし楽屋に入ってくる。
「百合さん、これを元に素敵なプロフを完成させるので
楽しみにしていてね。」
「はい!すごく楽しみにしています!」
「それでは私達はこれを担当スタッフに
渡さなくてはいけないのでこの辺で失礼します。」
「はい、お疲れ様です!」
こうして放課後のお仕事を終えた百合なのであった。