第11章 ♡Story8♡ モデルは恋愛禁止のようです......
「スピー......💤」
「もう寝てやんの(笑)
ってかこのままじゃ風邪ひくだろ......。」
ダイブしたまま寝てしまった百合は
布団を掛けず寝てしまっている。
「しかもお腹出して.......」
裕太は百合を少しどかし布団をかけてやる。
「これでよし!今日はとことん疲れたんだろうな.....。」
裕太は百合の頭を撫でながら言う。
「......お休み、百合。
これからもっと大変になるかもしれねぇけど、頑張れよ。」
そして部屋の電気を消し出ていく裕太。
「裕太、百合はもう寝ちゃったの?」
「うん、やっぱり疲れてるんだよ。土曜だって新人にしては
大仕事だったし、今日の仕事も学校帰りだしね。」
「......あの子、体調崩さないかしら?」
「大丈夫だよ母さん、百合は滅多に体長は崩さないし。
あとは、馴れるしかないよ。」
「そうね、裕太も始めた頃はすぐ寝ちゃってたもんね。」
「まぁね(苦笑)」
「なんだ、百合はもう寝ちゃったのか?
せっかく父さんがケーキを買って来たっていうのに....。」
「(笑笑)また明日でいいじゃん、父さん。」
「そうだな、今日は百合も疲れただろうしな。」
その頃の百合ルームでは...
「スピー...むにゃむにゃ......💤」
百合は気持ちよさそうに夢の中に入っていたのだった。