第11章 ♡Story８♡　モデルは恋愛禁止のようです......

翌日...


「行ってきまぁす！」




学校...


「よぉ百合！」



「あ、陸！おはよう！」



「はよぉ！撮影の方はどうだった？」



「うん、楽しかったよ！あとね、私表紙になるみたい！」



「え゛！マジかよ！？」



「マジだよ(笑)」



「何の雑誌なんだ？」



「RABBIT！」



「マジで！？RABBITってあれだろ？人気雑誌の。」



「うん！」



「......それ、何かの冗談だろ？(笑)」←



「冗談じゃないから！」



その後も陸にからかわれた百合なのであった。








放課後...←展開早や！


「さーて帰ろっと！」



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ......



「ん？誰かな......あ、涼介さんからだ！」



百合が学校から出ようとした時



涼介から電話がかかってきた。


ﾋﾟｯ
「はい、もしもし......。」



「もしもし百合ちゃん？」



「涼介さん、どうしたんですか？」



「うん、新しいお仕事が入ったよ！」



「え！？もう...ですか？」



「スターズTVの〖モデルーキー〗って番組知ってる？」



「はい......いろんなモデルさんが出ている
バラエティー番組ですよね？」



「片桐社長が是非百合も出したいってね。
この番組は人気モデルの他に新人モデルの子も
出たりしているから百合ちゃんにも
いい勉強になるだろうって。」



「社長が？」



「うん、ちなみに昨日の打ち合わせって言うのは
百合ちゃんのTV主演のことだったんだ。」



「そうだったんですか！？」



「うん！あと、明日の放課後は空いているかな？」



「？.....はい、大丈夫ですけど......
何かお仕事でもあるんですか？」



「そっか、なら良かった！実は公式HPに百合ちゃんの
公式プロフィールを作るためのインタビューや写真撮影が
あるんだ。急だけど大丈夫かい？」



「はい！もちろん大丈夫です！」



「わかった、じゃあ明日の4時頃に
学校の方に迎えに行くから。」



「わかりました、ではまた明日！」



「明日ね！」



百合は電話を切った。