第10章 ♡Story7♡ 初仕事
「えぇぇ......悪いよ、そんなの......。」
「大事な妹の晴れ舞台だし!兄として俺も心配なの!」
「うぅん......。」
「今日は嫌でもついてく!」←
「ついてくるんかいっ!」
「やっと表情が軽くなったな(笑)」
「へ?」
「何か百合、やっぱり朝起きてから
緊張してる感じだったしさ。
これで少しでも緊張解れればなぁって。」
「お兄ちゃん......。」
「......って言っても今日はついてくけど。」←
「......(苦笑)」
緊張も大分解れてきた百合、
そして時刻は予定の8時近くになった。
「そろそろ迎えが来るころだな。」
「そうだn..【ピンポーン】...あ、来たかも!」
百合は玄関先まで走る。
「はーい!」
百合はドアを開ける。
ドアの向こうには......
「あ!おはよう、百合ちゃん!お迎えに来たよ。」
「おはようございます、涼介さん!
今日はよろしくお願いします!」
「俺の方もよろしくね。」
「おはよう、涼介。今日は百合をよろしくね。」
「ゆ、裕太さん!はi..「今日は俺も行くね~」...へ?」
「今日だけ特別にお兄ちゃんが
ついて来てくれるみたいです(笑)」
「そうなんですかっ!?......それだと、
百合ちゃんも心強いですね。」
「でしょ?」←
「自分で言うんですか......(汗)」
「......(苦笑)」
(個人的には太輔のほうが心強いけどな......。)
百合は苦笑しながら思った。
「それじゃあそろそろ行きましょうか。」
「「はい!/そうだな。」」
2人は涼介の車に乗る。
「運転はできんだろ?(笑)」
「できますよ!......赤沢さんほどじゃ
ないかもしれないですけど......。」
「お兄ちゃん、涼介さんは普通に運転上手いよ!」
「そうなの?」
「うん!安全運転心掛けてくれてるし!」
「なら安全か。」
「「......(苦笑)」」