第10章 ♡Story7♡ 初仕事
車を走らせ30分...
「百合ちゃん、もう少しで着くよ。」
「......。(真顔)」
「ほらほら百合、また表情が固くなってるぞ(笑)」
ハッ
「あれ、私......固まってた?」
「「うん。(苦笑)」」
どうやら百合は又もや顔が強張っていたようだ。
裕太は再び百合の緊張をほぐすため、
百合を擽ることにした。←
「百合。」
「なーに、お兄ちゃん?」
「ほれ!これでも食らえ!コチョコチョコチョ~♪」
「きゃ、きゃはははッ(笑)
お兄ちゃん!脇、脇はらめだってばあぁぁぁ(笑)」
「ほれほれほれ~♪」
「きゃはははは!!(笑)」
裕太はすっかり楽しんでいた。
それから裕太は現場に着くまで
百合を擽り続けたのだった。
そして現場に到着...
「やばい......笑い疲れた......(苦笑)」
「そりゃあ10分くらいやられていればね(汗)」
「もっとやったろうか?(笑)」←
「遠慮しておきます。」
百合は即座に拒否。
「(笑笑)それじゃあ百合ちゃん、
あっちの方に楽屋があるからそっちに行こうか。」
「はい!」
「あ、そうだ!後で社長とかも来るかもね(笑)」
「え゛!?そうなんですか!?」
「社長はわからないけど、神楽坂さんは来るよ。」
「マジですか......。」
「マジ。」
「頑張れよぉ百合(笑)......あ、そういえば涼介。」
「どうかしましたか?」
「百合が載る雑誌って何なの?」
「あ゛!すいません、言うの忘れてました......(苦笑)」←
「あ!そういえば何の雑誌か聞いてない(苦笑)」
「(笑笑)頑張れよ、新人(笑)」
「すいません(苦笑)......そうそう、
百合ちゃんの載る雑誌はね......。」