第10章 ♡Story7♡ 初仕事
校門前...
校門前で太輔を待つ百合。
ちなみに大学生達は
とっくに授業が終わってるのがほとんどで人通りが少ない。
「太輔まだかなぁ~......。」
待つこと数分.....
「わりぃ!待たせたな!」
「ううん、大丈夫だよ!お仕事お疲れ様♪」
「じゃあ途中まで送るわ。」
「ありがとう!」
百合は家の近くまで送ってもらうことになった。
百合と太輔は手を繋いでいる。
↑『完全にもうバカップルじゃん!』by.北山先生
「明日、頑張れよ。」
「うん!今日はたっぷり栄養補給できたから大丈夫♪(笑)」
「(笑)」
しばらく歩いて...
「うぅぅ...もう少しで終わりか......。」
「そうだな......。」
百合の家まであと少し......
途中までと言っときながら結局家まで送る太輔。
「でも!行くに来なれば会えるしね!」
「あぁ、でも勝手には来るなよ?」
「は~い......多分ね!★」←
「た、多分かよ(苦笑)」
「(笑笑)......あれ?車が止まってる......。」
「お前の家の前に止まってるな......おまえんちの車か?」
「ううん!......あ!あの車赤沢さんのだ!」
「赤沢さんって?」
「お兄ちゃんのマネージャーさん!」
「へぇ~、今日お仕事あったのか?」
「多分ね!今日も仕事があるって言ってたし。」
「裕太、今日もお疲れ。」
「赤沢さんも、今日1日ありがとうございます!
...あ、百合!お帰り!......あれ?藤ヶ谷先生も?」
「はははは、こんばんは.....(苦笑)」
「どうしたんですか?」
「ぁ、えっとね......帰りに途中で会ってね!
家まで送ってもらっちゃった(笑)」
「えぇ!?藤ヶ谷先生、わざわざすいません......。」
裕太は深々とお辞儀をする。
「いえ!全然大したことないですから......ぁ、
あの......(汗)」
太輔はとある視線に気づいた。
「ん?お前...あの藤ヶ谷か?」
「......え?」