• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第9章 ♡Story6♡ スカウト!?


「さて、今日はここまでとしよう。
山田、百合を下まで送って行ってやってくれ。」



「はい。それじゃあ百合ちゃん、下まで送るよ。」



「ありがとうございます、涼介さん!」



「僕も下まで送りましょう。」



「赤沢さんもですか?僕一人で大丈夫ですよ。」



「違うよ。
裕太のをテレビ局まで迎えに行かないといけないからね。」



「そうっすか......。」



「何か僕が一緒にいてはいけない理由でも?」



「いやいやないっすよ!
赤沢さんっていう先輩がいるだけで心強いです!」



「ふぅ~ん......。」



ジト目で涼介の方を見る赤沢。



「な、なんっすかその目は!」



「何でもないですよ。それでは百合さん、
そろそろ行きましょうか。」



「あ、はい......。」



歩き出す2人。



「あ!2人とも、ちょっと待ってくださいよ!」



それを急いで追いかける涼介。



「これから2人の成長が楽しみですね、社長。」



「あぁ、山田も初めてのマネジメントだしな。
良きパートナーとして百合を支えてくれるだろう。」



「そうですね。」



片桐と神楽坂は見送りながらそんな会話を交わした。











「どうでしたか?百合さん、
緊張したのは始めのほうだけでしょう。」



「はい、片桐社長や神楽坂さんも
話しやすい人で安心しました!」



「そうですか、なら良かったです。」



「はい!」



「ねぇ、百合ちゃん。」



「何ですか?涼介さん。」



「家まで一人で帰れるの?」



「帰れますよ!バスのルートも覚えてますし!」



「一応家まで送っていくよ。」



「大丈夫ですよ!そんなの悪いですし......。」



「これもマネージャーとしての仕事!
遠慮しなくていいんだよ?」



「でも......。」



百合は赤沢のほうをチラッと見る。



/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp