第8章 ♡Story5♡ 初デート
撮影を終えた2人はその後お昼を済ませ、
他の動物を見たり写真を撮ったりして楽しんだ。
そして時間はあっという間に過ぎ......
「何か1日が短かったね!」
「そうだな。」
「でもすごい楽しかった!ありがとう、太輔♪」
「別に、俺も何だかんだで楽しかったし......
久しぶりにリフレッシュ出来たよ。」
「あーあ、明日から学校かぁ......。」
「ま、頑張れよ!」
「ひと言みたいにぃ......。」
「(笑笑)仕事が終わったらLINEでもするからさ。」
「......わかったよ。」
「また休みが取れたら、今度は遊園地にでも行くか?」
「うん!行く行く!」
「お前って本当に気分がころころ変わるな......(苦笑)」
「うるさい!(笑)」
「(笑笑)じゃあそろそろ帰るか。」
「うん!」
有山駅に着いた2人...
「外、もう暗くなってるねぇ~」
「そうだな...百合、家まで送るよ。」
「え!?大丈夫なの?」
「あぁ、また朝みたいに変な奴に絡まれたら厄介だろ?」
「心配してくれてるの?」
「っ当たり、前だろ......大事な...彼女だからな....。」
はにかみながら言う太輔。
「(頼もしい~♪)じゃあお願いします!」
百合は太輔の手を握り、
家まで送ってもらうことにした。
百合の家まで手を繋ぐ2人だが、
太輔は恥ずかしいのか口数が少なかった。
「照れてるの?(笑)」
「っ別に......。」
そっぽを向く太輔。
(うっわ!ツンデレ~(笑))←
そんなことを思う百合であった。
「送ってくれてありがとう!」
「あぁ。」
「太輔も、気を付けて帰ってね?」
「分ってる、ってかまだ名前呼び?」←
「いいじゃん!もうこの際名前呼びで!」
「......何か、お前にはかなわねぇな(苦笑)」
「ふふふ♪じゃあお休み!」
「お休み。」
太輔が帰ろうとすると...
「あ、ちょっと待って!」
百合が歩き始めた太輔を呼び止める。
「......?」