第8章 ♡Story5♡ 初デート
『まもなく、シロイルカのくぅちゃんとしぃちゃんによる、
イルカショーが開催されます。』
2人が魚を鑑賞しているとアナウンスが流れた。
「イルカショーだって!」
「行ってみるか?」
「うん!」
2人はアナウンスの指示に従って
イルカショーが行われる会場に向かった。
「もう始まってるな......。」
2人が会場に着くころには既にショーが始まっていた。
「でもまだ始まったばっかりだよ?
えぇと、どこの席に座ろうかな......あ、あそこの前の席!
丁度2人分空いてるよ!」
「じゃああそこに座るか。」
2人は前の空いてる席に座る。
会場には多くの家族連れがいた。
「にしてもやっぱりイルカショーって人気なんだね!
席なんてほとんど満席だし。」
「昔から人気あるからな......俺の時もそうだったし。」
「へぇ~......あ!あの子、くぅちゃんかな!?
かわいい~♪」
シロイルカのくぅちゃんとしぃちゃんはトレーナーの指示に
従って、ハイジャンやバックスピンなどを披露。
「ちゃんとトレーナーさんの指示に従って偉いな~。」
「うん!先生と生徒みたいだね!」
「百合と違って、お利口な生徒だな(笑)」←
「ひっどぉい!私がまるで言う事訊かない生徒みたいに!」
「事実だろ(笑)」←
「ぶぅ~。」
百合はすっかり拗ねてしまった。
「おいおい拗ねんなよ...(汗)
せっかくのイルカショーが台無しだぞ?」
「太輔がそうさせたんじゃん......。」
「悪かった悪かった!百合はちゃんとした、
いい子な生徒だったよ(笑)」←
「笑いながら言わないでよ!それ、説得力ないから(笑)」
「わりぃわりぃ(笑)」
こうして2人はイルカショーを楽しんだ。
「ショー迫力あったね!」
「あぁ、でも途中で少し濡れたけどな(苦笑)」
「前列席だったからね(苦笑)」
ショーの途中でイルカ達のジャンプで濡れた
百合と太輔なのであった。(笑)