第4章 二日目 ー朝ー
宮地side
朝食の後、しゅんが寝てしまったのをいいことに、俺達は作戦会議を始めた。
森山「これより、最恐ドルオタとイケメン高校生とで、第1回、『なぜ伊月が小さくなってしまったのか
そしてどう行動すれば良いか、どうしたら戻るのかそしてなぜ俺はこんなにもイケメンなのか考えよう会議』を始める!」
宮地「長げーよ!つーかお前自分で自分をイケメン高校生とか言うなよそして最恐ドルオタって失礼にも程があんだろ
そして議題に何か関係無いの入ってたぞ!!」
森山「お前の突っ込みも長いぞ宮地。……さて、しゅんが寝ている間に、どう行動すれば良いか考えなくては」
宮地「はあ?んなことより、どうしたら戻るのかだろ?」
森山「考えてもみろ、宮地」
森山は、静かにコーヒーをすすった。格好付けてブラックにしたが苦かったらしく、
「ブフッ!」とむせていたのを俺は見た。ちなみに俺はカフェオレ。(←宮地先輩inカフェオレとか可愛すぎる!)
森山「例えば、買い物に出かけたとする」
なぜか人差し指を立てて、話しはじめた。
森山「俺とお前が、6歳のしゅんを連れて歩いている」
宮地「……で?」
森山「ホモと間違われんだろうがあああああ!」
森山は俺の肩を掴み、ユッサユッサと揺さぶった。
俺より小さいといえど、高校三年生男子バスケ部。揺さぶられたら、
かなり揺れる。
宮地「分かった!分かったから離せ轢くぞ!」
やっとの事で森山の腕を振り払う。
宮地「確かにホモに見えない事はない。が、普通は兄弟という考えになるんじゃないか?」
森山「……だな」
宮地「普通はそうだよな。ホモだとかそういう考えに行き着くのは、超底辺校出身の腐ったバk「宮地!それ以上作者を虐めないであげて!」
宮地「まあ、中学時代はテスト勉強なんかしなかったもんな……」※学生諸君!勉強しないと私みたくなっちゃうよ!
森山「話をまとめよう」
宮地「いきなりしっかりしだした」
森山「伊月俊、高校二年生。が、今は、そ、その……俗に言う『ショタ化』している」
宮地「なんでそんな恥ずかしそうなんだよ」
森山「う、うるさい!」
宮地「ショタ化なんて二次元じゃあるまいし」
森山「俺らも二次元だから」
宮地「病院連れてくか?」
森山「無理だ。『ショタ止めの薬ありますか?』なんて言えるかよ」