第4章 二日目 ー朝ー
森山side
宮地「まあそれもそうだよなあ……。あー、ほんとマジどうしよう!」
宮地は文字通り頭を抱えた。
それに今更だが、ショタ化したなんて話は聞いた事がない。前代未聞だ。
それを俺らは直そうとしている。やったことなんて無いが、不可能だろう。
その時、トテトテと足音が聞こえた。
宮地「おー、起きたかー?」
いきなり優しくなる宮地。お前さあ、その顔後輩に向けてやれよ。
「ん……」
……可愛い。
宮地「俺らの事分かるか?」
「……わかんない」
……可愛い!
宮地「俺は宮地清志。こっちのバカが森山由孝だ」
「あ。じゃあ」
俊は、にっこりと笑った。
「清兄と、由兄だね」
宮地「きよにい……」
森山「よしにい……」
……完全に反則だ。