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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第19章 今日からあなたの彼氏です


【氷室 辰也】

「う゛ーっ…」

私が唸り声を上げる理由

英語がさっぱり分からないから。

氷室くんに教えてもらうがさっぱりだった。

「休憩しようか」

「うん」

氷室くんは私に飲み物を持ってきた。

「氷室くんはアメリカに居たから英語が出来ていいなー羨ましい!!」

「そんなことないよ…夏姫は僕より国語が出来るじゃないか…」

そりゃ…そうだけど

「それに、こういうの僕は好きだよ」

「何で?」

「好きな子と一緒に勉強出来るしね…」

「ふぇっ!!」

氷室くんは私の三つ編みを指でくるくると回しながらいじっていた。

す、す、好きな子!?

「夏姫に教えてもらった古典の範囲分かるようになったんだよ」

私だって、氷室くんが教えてくれた英語の範囲分かるようになったけど…

「これからも教えてくれるよね?」

「うん…それはいいけど、氷室くんもだよ」

「付き合えばもっと色んな事教えてあげるよ」

「色んな事?」

「それはお楽しみに…」

氷室くんは微笑むと私の三つ編みに口づけをした。
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