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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第2章 どちらが美味しい?【火神大我】


「お邪魔します」

「お…おう。何にもねえけど…」

今日は学校も休み、練習も無し……つー訳で夏姫が家にやってきた。

「何だ?その袋……」

何故かスーパーの袋を持ってやってきた。

「ん?これ?ご飯の材料……大我、ひとり暮らしだし、たまには私が作ろうと思って持って来たんだけど……迷惑だった?」

「そ、そんなわけねえよ!!寧ろ………すげぇ嬉しいし」

「本当?……大我本当に思ってる?」

「本当だって!!」

「……………冗談だよ。キッチン借りるね」

夏姫はオレに微笑むとキッチンに向かった。





安定したリズムと食欲をそそる匂いがオレの胃袋を更に空腹にさせる。

「ねぇ、大我はいつもこうして自炊してるの?」

「まあな……作る奴もいねーし」

「じゃあもしだよ……もし、私が毎日ご飯作ったら食べてくれる?」

「………ぶっ!!」

オレは飲んでいた水をふきだしそうになった。

「だ、大丈夫!?」

「いきなり何言ってんだよ!」

「もしだよって言ったでしょ?」

「もしじゃねーよ………」

「………?今何か言った?」

「言ってねーよ」

「もう出来るから待っててね」

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