第8章 仕事だからじゃねえ【火神大我】
【火神】
「なら一緒に住めばいいだろ?」
あーっ!何言ってんだオレ!!これじゃあまるで
「それって……プロポ「あーっ!!」
言葉をかき消すように声を上げた。
「それは……ちゃんとしてから………言う」
場所とか、言葉とか、指輪とか……準備しなきゃいけねーだろ?
「でも一緒に住むなら良いだろ?」
同棲してからだって
「ふふっ……そうだね。一緒に住もうかな~大我のご飯食べたいし」
「お前っ……作ってくれんじゃねーのかよ!!」
「冗談だよ…毎日作るよご飯。大我のお弁当も」
まあ、その先はそう遠くない。
『ただいま』
『お帰りなさい』