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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第41章 片思い【青峰大輝】


【青峰】

「おもしれーもんねーかな…」


練習もヤル気にならない


勉強なんて論外。


ゴロンとしながらマイちゃんの写真集をパラパラめくっていると、視界の隅っこで何かが動いていた。


「なんだアレ…」


頭の上でアホ毛がユラユラとしている少女がステージの前で立っていた。


つーかアホ毛なんて付いてる人間初めてだわ…いるんだな。


あまりにも気になり気付いたらアホ毛に触れていた。


「ん?…………っ!!あ、あああ青峰…くん!?」


アホ毛の持ち主の少女は驚いてビクビク動いていたが俺がアホ毛を掴んでいたためにその場から離れられなかった。


「青峰くん!!女の子いじめちゃダメでしょ!?」


俺に気づいてさつきが勢いよく駆けつけ引き離された。


「夏姫ちゃん大丈夫?青峰くんになにかされた?」


夏姫…こいつ夏姫って言うんだな


「だ、大丈夫…」


「青峰くん!!夏姫ちゃんになにかしたら私許さないんだから!!」



まるで自分のモノだと言い張るようにさつきは夏姫の前に立った。


まあ、俺のでも無いけど。


「安心しろ、俺はマイちゃんしか興味ねーから」



「青峰くん!!」


ステージから降りて体育館から出ようとした時にふと見てしまった。


夏姫の悲しそうな表情を



そして後悔した。


最後に言った事を
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