第37章 彼氏がモデルを辞めるそうです【黄瀬涼太】
「生徒会長さん!!おはようっス!!」
「黄瀬くん、おはよう」
翌日から、黄瀬くんはいつものように私の隣にいる時間が増えた。
モデルも再開することを知ったファンの子たちは私や生徒会に関わる事が無くなった。
というよりも、前よりファンが増えた気が…
生徒会にも慣れてくると、部活にも参加出来るようになって、黄瀬くんは張り切って練習していた。
「夏姫!!見てるっスよ!!俺のダンク」
「はいはい。頑張ってー」
バスケ部のエース黄瀬くん
モデルの黄瀬くん
どちらも私の自慢の彼氏です。