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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第37章 彼氏がモデルを辞めるそうです【黄瀬涼太】


黄瀬涼太

バスケ部のエースであり、モデル。

そして、私の彼氏です。

「黄瀬くーん!!」

今日も黄瀬くんを呼ぶ声が学校のどこにいても聞こえてくる。

パチン、パチン―――――

「会長、資料出来ました」

「ありがとう」

生徒会長の私は最近、教室以外で黄瀬くんに会えていない。

部活の無い日はモデルの仕事が入っているので、デートなんて最近はしていない。

生徒会長になってから黄瀬くんと一緒にいる時間が減ってしまったのだ。

勉強、部活、生徒会…

生徒会長になったばかりの私には両立するのが限界だった。

「あ………」

廊下を歩いていると、窓の向こうには黄瀬くんの姿があった。

「黄瀬くん…」

私の声は遠すぎて黄瀬くんには届かない。

「会長、ちょっと良いですか?」

「あ…今行きます」

私は生徒会室に戻った。

黄瀬くんがこちらを見ていたとも知らずに…
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