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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第5章 そばにいるからこそ【赤司征十郎】


【桃井】

帝光バスケ部一軍にはキセキの世代と呼ばれる五人に加え幻の六人目がいる。

彼らの実力は他では適わない程、そして底を知らない程強くなっていく。

「征君、タオルどうぞ」

「ありがとう」

キセキの世代の一人、赤司君と一軍マネージャーの夏姫ちゃんは恋人同士。

名家の子同士でありどこで見かけても品がある二人はまるで絵にかいたようなカップルだ。

ケンカなんて無いんだろうな~と思ったら、直ぐに起こってしまった。

「桃っち、何かあの二人変じゃないっスか?」

「うん…」

いつもは渡しにいくタオルも赤司君が自分で取りに行き、夏姫ちゃんもドリンクを作ってもみんなと同じ場所に赤司君のを置いていた。

「夫婦喧嘩は犬も喰わねえぞ」

「大ちゃんよく知ってたね」

「オレは黄瀬みたいにバカじゃねえんだよ」

「青峰っち!!どういう事っスかそれ!!」

直接誰も何も言わないが部全体に異様な雰囲気が漂っていた。

「何とかしてあげないと、、試合にまで影響されかねないですよね」

さすがテツ君!

「よし!みんなで仲直り大作戦開始!!」



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