第33章 彼女に○○着せてみた【青峰大輝】
首の後ろに唇を押し当て赤く痕を付けた。
「あっ…」
そのままエプロンの紐をほどくと、するりとはだけていった。
「けっこうあんだな…胸」
「ひぃ!!」
両手で夏姫の胸を触ると相変わらず面白い反応をする。
長い髪をかき寄せ違う場所に再び唇を落とした。
片方の手は背中のチャックを下に降ろした。
「青峰くん!!ダメだよ…」
「いいじゃねえかよ!!そんな格好してるお前が悪い」
「これはさつき…………っ」
言葉を欠き消すように唇を塞いだ。
角度を変えた唇は自然と舌まで絡み合った。
俺は逃がさずにしっかりと捕まえた。
「ふぁ…………ん」
力が入らない夏姫は俺にされるがままに身を委ねていた。
「青峰くん…」
「ああ?」
「好き」
ちゅっ―――――
夏姫は俺の頬に唇を寄せると疲れはててしまった。
「ったく…可愛いすぎだろ…」
こんなところ誰かに見られたらどうなることか…
夏姫が起きたのは朝だった。
朝からアホ毛が高速に動いていた。
なぜなら俺の部屋だったから…