第32章 彼女に○○着せてみた【緑間真太郎】
「緑間くん、このリップ似合う?」
ほのかにピンク色に染まる唇は夏姫の白い肌を強調させた。
「ああ…似合ってる」
リップクリームを受け取った夏姫は何かを思い出したようだった。
「でも、これ私が持ったら緑間くんのラッキーアイテムが無くなって、運勢下がっちゃう…」
「それなら心配などいらない」
ちゅっ―――――――
夏姫の腰に手を添えて唇を重ねた。
「ラッキーアイテムは肌身離さず身に付けているからな…」
夏姫は突然のことに驚きながらも顔を真っ赤にしていた。
俺の3Pはそれから外れなくなった。
なぜならおは朝の占いのラッキーアイテムを身に付けているからなのだよ。
それと…ラッキーアイテムよりも価値のある奴がいるから。