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【ハイキュー】エンノシタイモウト
第11章 【義兄の恐怖】
一連の出来事の間、谷地は絶句して固まっていた。気の毒としか言いようがない。
「谷地さん、ごめん、ホンマごめんっ。」
力が西谷をずりずり引きずりながら去って行った後、美沙は平謝りした。
「いや美沙さんが悪いとは思ってないけど。」
谷地は額に汗を浮かべる。そして1年5組の連中は力が去って行ってから何だあれシスコンか、縁下先輩ってあんなんだっけと、ヒソヒソ言い合っていた為、美沙は顔を真っ赤にして俯いていた。
次章に続く
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