第7章 【関西弁使用許可3年編】
3年についてはほぼ何の問題もなかったので話が短い。部活の時に力がストレートに聞いたところ、
「あー通りでなんかイントネーションが違うと思った。そっか、関西弁かぁ。いーじゃん、ガンガン喋らせな。」
菅原はドンと来い状態で、
「俺は構わないよ。生であっちの言葉が聞けるって面白そうだな。」
澤村は例によって大らかであり、
「あ、別に怖くないなら俺は何でも。」
東峰は若干不安そうだが慣れればなんとかなりそうだった。
清水は
「そっちの方が楽しそう。」
という意見でこれも問題がなかった。
かくして縁下美沙は男子排球部の面々の前では関西弁(勿論堅気の)を話して良いことになった。とくに3年と2年には自然で良いと好評であった。
次章に続く