第1章 バレンタインデーの奇跡
九重「分かってる。万梨阿の前で行動宣言をしちゃった以上はちゃんとチョコを手作りして当たって砕けろの精神で告白してきます。」
万梨阿「素直でよろしい。」
九重「・・・ねぇ。フェリシアーノ君ってどんなチョコが好きなのかな?」
万梨阿「女の子から貰えるチョコなら何でも食べてはくれそうだよね。」
九重「う、うん・・・。きっと今年もチョコをたくさん貰うんだろうね。」
万梨阿「いやね。それが去年はチョコを持って来てくれた子たちのチョコを受け取ってなかったような気がする。ロヴィーノはたくさん貰っていたけどね。」
九重「可愛い女の子が大好きなフェリシアーノ君が女の子からチョコを受け取らなかったって何処か具合でも悪かったのかな?」
万梨阿「ぶっちゃけるとその事実を私は知ってるんだけど知りたい?」
九重「知ってるなら教えて。気になっちゃって夜も寝られなくなっちゃいそうだし。」
万梨阿「フェリちゃんには片思いの相手が居るらしいよ。本命の子以外からのチョコは受け取れないって断ったって噂もあるんだよね。」
九重「そうなんだ。私、頑張ってみるね。」
万梨阿「うん。頑張りな。。Oo(フェリちゃんの好きな子は九重ちゃんなんだって私は知ってるけど教えちゃったらつまらないもんね。)」
九重「うん。」