第16章 *オリジナル短編2*
カルマside
『大事な友達を傷つけたくないもん!』
バカじゃないの?
俺なんかより自分の事を考えなよ
ぶちぶちっ
制服のカッターシャツを強引に開ける時に、宇佐見のシャツのボタンが弾ける
「…っ…」
俺は…黙って見てることしかできないわけ?
そうこう考えてると
バタバタバタバタ‼︎
走ってくる音に気がつく
「「「⁉︎」」」
男たちは驚く
「誰…?」
「警察だ!先程、男子中学生から連絡があった、路地裏で喧嘩があると」
あぁ、さっきの塾のやつね
「に、逃げろ‼︎」
男達は逃げていった