第12章 *プロの時間*
宇佐見side
フラッ
倉庫から出てきた影、その人物は
健康的でレトロな服にされているビッチねえさんだw
「まさか…わずか1分であんな事をされるなんて…肩と腰のコリをほぐされて、オイルと小顔とリンパのマッサージされて…早着替えさせられて……この上まさか……触手とヌルヌルであんな事を…」
そう言い残し、ぱたっと倒れた
何されたんだろーかw
「あんた、何したのさw」
殺せんせーに聞いてみた
「さぁねぇ、大人には大人の手入れがありますからねぇ」
違うでしょwそれは女性限定でしょw
「さ、教室に戻りますよ」
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し━━━━━…ん
タンッ
タンッ
教室内はシンとしてる、ただただ、ビッチねえさんの電子機器を叩く音だけが聞こえる
「あはぁ、必死だねビッチねえさん、あんな事をされちゃプライドずたずただろうねぇ〜」
カルマはそういう
「先生」
悠馬は、ビッチねえさんに声をかけた、多分悠馬だけだろうね、ビッチねえさんを先生と呼ぶのは
「…何よ」
「授業してくれないなら殺せんせーと交代してくれませんか?一応俺等今年受験なんで…」
ゴトッ
電子機器を教卓に置き
「はん!あの凶悪生物に教わりたいの?地球の危機と受験を比べられるなんて……ガキは平和でいいわね〜」
そんな言葉をみんな黙って聞いている
追加で、こんな言葉もいただいた
「それに、聞けばあんた達E組って…この学校の落ちこぼれだそうじゃない、勉強なんて今更しても意味ないでしょ」
その言葉にみんなカチンときただろう
もちろん、私はカチンときてない、心底イラっときたけどねw
「そうだ‼︎じゃあこうしましょ、私が暗殺に成功したらひとり、五百万円分けてあげる‼︎あんた達がこれから一生目にする事ない大金よ‼︎無駄な勉強するよりずっと有益でしょ、だから黙って私に従い…」
ビシッ
ビッチねえさんの言葉を遮り、黒板に消しゴムが当たった
ボソッと聞こえる声には…
「…出てけよ」