第7章 *カルマの時間*
宇佐見side
一瞬で教室から出て、常人ではありえないスピードで戻って来た
「見せてあげましょうカルマ君、このドリル触手の威力と自衛隊から奪っておいたミサイルの火力を」
ゴオオオオオ
ミサイルの火力なのか、先生のドリル触手の音なのかわかんないけどすごい音だ
ドリュ
ドリュ
ドリュ
高速で何か丸いものが出来上がっている
「先生は暗殺者を決して無事では帰さない」
ヒュッ
光の速さ…いや、光より速いと思う
カルマの口の中にはタコ焼きが…
「あッつ‼︎」
そりゃできたてだもん、熱いさ
「その顔色では朝食を食べていないでしょう、マッハでタコヤキを作りました、これを食べれば健康優良児に近付けますね」
「……」
「先生はねカルマ君、手入れをするのです錆びて鈍った暗殺者の刃を…今日1日本気で殺しに来るがいい、そのたびに先生は君を手入れする」
「わーぉかっこいい事言うねぇ」
「放課後までに君の心と身体をピカピカに磨いてあげよう」
磨いてもらえカルマ