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暗殺教室

第7章 *カルマの時間*


ブニョンッ

ブニョンッ

「さっきから何やってんだ殺せんせー?」

ブニョンッ

「さぁ…」

ブニョンッ

「壁パンじゃない?」

ブニョンッ

「あぁ…さっきカルマにおちょくられてムカついてるのか」

ブニョンッ

「触手がやわらかいから壁にダメージ行ってないな」

【殺せんせーの弱点④パンチがヤワい】

「ブニョンブニョンうるさいよ殺せんせー‼︎小テスト中なんだから‼︎

怒ってるひなた

「こ、これは失礼‼︎」


あれだけの事で怒んなくてもいいのに

「よォカルマァ、あのバケモン怒らせてどーなっても知らねーぞー」

「またおうちにこもってた方が良いんじゃなーい?」

竜馬と拓ちゃんがからかってる

うるさいなぁ…

…我慢、我慢

「…殺されかけたら怒るのは当たり前じゃん、寺坂、しくじってちびっちゃった誰かの時と違ってさ」

ドンッ

我慢、我慢…

「な、ちびってねーよ‼︎テメケンカ売ってんのか‼︎」

我慢…がま…

机を叩きながらそう反論する竜馬

ブチッ

「うるせーアホども!今、テスト中でしょーが‼︎」

我慢できなくて叫んじゃった…いや、私は悪くないw

「寺坂、そーいえばあいつ誰?」

あ、あいつ呼ばわり⁉︎

「ん?あぁ、転入生の桃果 宇佐見だよ」

てか、まだテスト中なんですけど

「こらそこ‼︎テスト中に大きな音立てない‼︎」

いやいや…君はそんな事言える立場じゃないと思うなぁ…


殺せんせーが注意すると

「ごめんごめん殺せんせー、俺もう終わったからさ、ジェラート食って静かにしてるわ」

はいはい、おとなしくしてて下さい

「ダメですよ授業中にそんなもの、まったくどこで買って来て…」

ってあれ?それ確か…

「そっそれは昨日先生がイタリア行って買ったやつ‼︎」

やっぱり…

「あごめーん教員室で冷やしてあったからさ」

「ごめんじゃ済みません‼︎溶けないように苦労して成層圏を飛んで来たのに‼︎」

そーいえばそんな事言ってたよーな…

「へー……で、どうすんの?殴る」

「殴りません‼︎残りを先生が舐めるだけです‼︎」

…舐めるんだ…

ズンズン進んでいく先生


バチュッ


「‼︎」

その音の先には…




対先生弾が転がっていた





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