第5章 *サービスの時間*
宇佐見side
「いたいた」
「今日のおやつは北極の氷でかき氷だとさ」
「コンビニ感覚で北極行くなよあのタコ」
ほんとねw
「行くぞ、百億円は山分けだ‼︎」
「殺せんせー‼︎」
「かき氷俺等にも食わせてよ‼︎」
まぁ、私はめんどいので後ろで見守っている
いろんな生徒が、先生の名前を呼びかき氷を求めている…ように見えるだろう
「…おお」
殺せんせーは感動に浸っている
でも、気づいてるんでしょ?
いろんな角度から攻撃を促す
「でもね」
ババッ
あ、避けた
全員の攻撃を避けてから
「笑顔が少々わざとらしい、油断させるには足りませんねぇ」
って超余裕らしい
「こんな危ない対先生ナイフは置いといて」
ボトボト
いつ、みんなの手からとったのか、対先生ナイフをハンカチの上に落とした