• テキストサイズ

恋愛協奏曲【ハイキュー短編集】

第1章  告白予行練習~another story~


翌日の放課後――


今日は月曜日。
HR(ホームルーム)が終わった後、部活が無い俺は教室を出て帰ろうと準備をする。

「あの、及川君?」

ちゃんに声を掛けられた。

「ん? どうかしたの、ちゃん?」

「帰るところ悪いんだけど、練習もう一回良い?」

練習とは告白練習のことだろう。

「もちろんいいよ☆」


この練習が終わったら、ちゃんは本命の男の所へ行くのだろう。

こんな事なら自分から告白しておけばよかったなぁ…なんて後悔しつつ、ちゃんの告白練習に付き合った。

「好きです!!」

「もっと気持ちを込めて~」

「ん~……好きです!!」
/ 36ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp