第10章 平和な未来
こうして、私達は見事ザウスを倒し
世界を平和へと導いたのだ
そして、シャイン王国では
パーティーが行われていた
『皆さん、本当にありがとう御座いました…』
柚音さんは改めてお礼を言った
『いえいえ、とんでもないです!』
私は言った
すると王様が驚いた
『おや、流氷じゃないか』
『お、次郎じゃねーか』
『えっ!?流氷、王様と知り合いなのか?』
皐月は言うと
流氷は頷いた
『だって私と流氷は同い年で同じ高校だったからな』
皆は呆然とした
『お、おい!?言うなって言っただろうが!』
『流氷!まだ、言ってなかったのか!?』
『言うわけ無かったぜ?どうしてくれんだよ?』
『テヘペロ☆』
王様は呑気に舌をだした
『てことは…流氷君は…』
『35歳だと!?』
皐月さんは言った
『その通り、俺は正真正銘35歳だ』
皆に運転免許まで見せてるよ…
『い、今まで呼び捨てにしてスイマセンでした!』
皐月さんは土下座をしていた
勿論、洋介さんも小雪ちゃんも
何故か美音さんも
『いやいや!土下座はしなくて良いから!』
流氷、いや流氷さんは言った